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流衣は、次の日空港まで初を見送って、ふーこの所に帰ってきた。
「ふーこ!変わりはないか?
昨日は、突然すまなかったな…初…どうしてもお前に会いたいってきかないものだから…」
ふーこはいつもと違う照れくさそうな流衣の態度に何故だか新鮮さを覚えた。
「いいよ、私も流衣の娘さんに会えて良かったよ。」
久しぶりに流衣に笑顔で答えたふーこ。
「いいな…流衣は!あんな可愛い子供がいるから…
私も子供…欲しかったな~
もう、この年じゃ難しいしね~。」
ふーこは笑いながら呟いた。
「ふーこ…」
「初ちゃん、いい娘だね流衣によく似てた!」
久しぶりに明るい顔のふーこを見ることができて、流衣は嬉しかった。
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