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「オイ!マル~。バスケしようぜ!こっちにパスパス!」
オニクは、両手を広げてマルちゃんからのパスを待っている。
マルちゃんは、ベンチから立ち上がった。
両手で持っていたバスケットボールをしばらく見つめて…
「兄貴!いくよ~!」
ボールはマルちゃんからオニクへ…
そして、マルちゃんはオニクとトモの元へ走っていった。
三人で、しばらくストリートバスケを楽しんだ。
三人の顔に爽やかな汗が光る。
「たまには、こういうのもいいね!」
と、トモが楽しそうに笑った。
バスケで心地よい汗をかいた三人はその場に足を延ばして座り込んだ。
「どうしたの?2人とも…仕事は?」
マルちゃんは、肩で息をしながら尋ねた。
「マルがいないブラックブラックなんて、意味ないだろ!
辞めちまったよ、メンバー全員、事務所を!」
「え!」
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