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かなり多くの作品に見られる現象。
一度物語を書いたことのある人なら感じたことがあるかもしれません。
自分と登場人物を会話させてみたいという衝動を。
自分が作り上げたキャラクター達は作者のお気に入りです。
初めての作品ならなおさらのこと。
そんな理想のキャラクターとの絡みはそれはそれは最高のものでしょう。
想像してみてください。
顏、髪型、体型、服装、性格、存在そのものが自分の好みのキャラクターです。
そんな者と話し合え、ふざけ合える。
どうですか?
最高に楽しいと思いませんか?
そんな妄想は満足を与えます。
そして、それは誰かに見てもらいたいという願望に変わり、作中に出てきてしまうのです。
実際に私もそうでした……
書いてるときは最高に楽しいのですが、後から見ると「これは他の人に見せられんな……」と赤面してしまいました。
作者は楽しいでしょう。
満足しているでしょう。
ですが、第三者の読者から見たらどうでしょうか。
読んでいて面白いでしょうか。
答えは実際にそういう作品を見てくるとわかるかと思います。
もし、それが楽しかったら凄いことです。
「作者」というキャラクターが生きているということになります。
そんな作品があれば是非教えていただきたいです。
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