第14話 嵌められた

2/6

1346人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「陽菜ちゃんの愛情たっぷりハンバーグ。マジで美味いですよ~! あっ、海(かい)くんももう少しで帰って来るって~」  楓くんもテーブルを整えると席に座った。   「海くん、今日は早いんだね。じゃあ、美織さんと顔合わせ出来るね」  陽菜ちゃんも、最後に水差しを持ってきて腰を下ろす。  楓くんと陽菜ちゃんは隣同士。  わたしの隣にはもうひとり分のご飯の準備ができていた。  どうやら、もうひとりの住人は「海くん」と言うらしい。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1346人が本棚に入れています
本棚に追加