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やはり政弘は何故、味噌汁にくずきりを入れたのか妹に問い出した
「だって~冷蔵庫に食材が無かったんだもん」
そう言ったため
政弘は冷蔵庫を開けた
そこで政弘は、さっきの出来事を更に上回る光景を見た
冷蔵庫にはくずきりしか入って無かった
否
冷蔵庫には、たくさんのくずきりが入っていた
「昨日、お母さんが食材調達に行ったらくずきりの10円セールがやっていて
大人買いしたんだって」
政弘は呆れた
これから毎日
朝 昼 晩
くずきりをおかずに食べて行かなければならないのかと
政弘の家庭は
遺伝により 母は天然 娘も天然 親戚の女性は、みんな天然だった
政弘はツッコム気力を失った
そして同時に、あることに忘れていることに気が付いた
こういう時
人間は何を忘れているか思い出せないものだ
だが 本能により
その忘れている何かに焦っている場合がある
政弘は、時計をチラチラ見ている
何を忘れているんだろう
政弘はしばらく、考えた
そういえば今日、何の日だっけ……………
政弘「学校に遅刻するうぅう!!!!」
政弘は急いで制服に着替えに行った
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