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「…は、ゆ、夢!?」
目が覚めると、私は家のベッドの上で。あんな事があって、しかも相手が相手なんだもんな…。ほっぺを引っ張っても大丈夫だったし何より、
ピロリロリーン。
" 新着メール 白石くん "
メールの差出人を示す所に彼の名前。あぁ、夢じゃないんだ、と、思い知らされる。
『さっきは勢いやったけど、名前で呼んでええかな?』
「…~っ」
なんだか恥ずかしいな。こんなやりとりすっごく憧れてた。あ、でも、彼氏が出来たらしてみたいなって思ってた事。
「名前でもいいけど、何か特別な呼び方がいいな…?」
私と彼だけの、特別。
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