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ここでヴァンパイアさんは懐から3DSを取りだした
「ふふ…そうだと思った!」
それを見た山田さんも、もうすでに通信状態に切り替えてあった。これはもしかして
「「ポ○モンバトルだ!!」」
こうしてヴァンパイアvs山田さんのバトルが始まり、そして惜しくも山田さんは敗れてしまいました
ヴァンパイアさんの完全勝利です
「畜生!!あの時あの技が当たっていれば勝てたのに…!!」
悔しがる山田さんにヴァンパイアさんはニヤニヤしながら金を出すように要求しました
「ほらよ」
渋々山田さんはヴァンパイアさんにお金を渡しました
「一枚、二枚、三枚…と!これで丁度今月分だな」
お金を数え終えると、ヴァンパイアさんは山田さんの散らかった部屋を見渡しました
「山田さんよぉ~いくらオタクだからってここまで無駄に買う必要はないんじゃないか?半分中古屋で売れば少しは家賃にも困らないし」
そう言って漫画一冊を読み始めたヴァンパイアさん
「いや…だって…もったいなし…全部僕の宝物だし…」
自分でも自覚してるんだけど、どうしても捨てることができないのが山田さんだ
「そんじゃ、なるべく掃除はしろよ!一応俺の隣なんだし」
そう言うとヴァンパイアさんは読んでいた漫画を懐に入れて山田さんの部屋を出ていきました
山田さん(鼠男)
今月の家賃:20万円(ドアの修理代)
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