突然の連絡

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節子おばさんが笹団子の最後の一口を口に放り、ゆっくりと味わってお茶と一緒にごくりと飲み込んだ。 そして、私ににっこり笑って、その視線を母に移す。 「でも…いいの?…大事なひかるちゃん」 意味ありげに母に問うと、母も意味ありげな笑顔を浮かべる。 「いいわよ。一人暮らしさせるより暁人くんがいてくれた方がよっぽど安心。それに…」 母と節子おばさんが見つめ合う。 「暁人くんとひかるがどうにかなっても…私は構わないし」 「あーら、秀子さんがそう言うなら私も安心。むしろそうなって欲しいくらい」 二人が上機嫌に笑う中、私は低いトーンで水を差す。 「ねえ…」 「そんなのあっくんだって迷惑だよ…」
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