登場人物紹介

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天祐(てんゆう) 太星国将軍。前王太業帝の庶子にして現王太苑帝の異母弟。母親はトゥバン人。跳躍者であり、念動者。三年前、その力を使って隣国ハマルの侵攻を阻止した。 有得(ゆうとく) 天祐将軍の近習。記憶追躡者。母親は糸把屋の芸妓だった喜佐だが、父親は前王の異母弟である宇玄元帥。太苑帝と天祐将軍とは従兄弟であり、本人も王位継承権を持っている。 喜佐(きさ) 糸把屋の芸妓だったが、宇玄元帥に見初められて有得を産み、後に天祐の乳母として王宮に上がった。故人。 太苑(たいえん) 太星国現国主。三年前、前王の崩御に伴い即位した。まだ若いが、病がちだと噂されている。 太業(たいごう) 太星国前国主。中央集権化を強引に推し進め、冥利の姫と冥利の館を弾圧した。三年前、急病により崩御。 太初(たいしょ) 二百年前、太星国を拓いた初代の王。 宇玄(うげん) 太星国元帥。前王太業帝の異母弟にして、現王太苑帝の叔父。有得の父親。病がちな王に代わり、実質的に王家を取り仕切っていると言われている。 逸濤(いっとう) 用心棒。軍務の経験もあり、中洲島の用心棒のまとめ役的存在。 亮載(りょうさい) 用心棒。逸濤とともに賭場の警備をまかされている。 頼伝(らいでん) 天祐将軍の側近。実質上は有得の側近として働いている。王宮の教練所の教官だった。 雲前(うんぜん) 矍鑠とした老齢の町医者。行き倒れていた辰星の治療をしてくれた。また幼い頃糸把屋で暮らしていた有得のかかりつけ医者でもあった。 威征(かいせい) 天祐将軍の側近。頼伝と同じく実質上は有得の側近。ごく瞬間的な予知能力がある。 圭那(けいな) 賭博師伯紳の女房。 祥応(しょうおう) 太神則教導師。王族で、王家の直系であることに自負を持っている。 興千(こうせん) 太神則教導師。 延緯(えんい) 太神則教導師。 海嘯(かいしょう) 太神則教導師。記憶視者。
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