The past:3Days Ago

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部屋に戻ったユズはキィに座るよう促す。 それにキィが従うと、 「んで、キィ。お前の意見が聞きたい」 ユズが問いかけると、小さく頷いたキィはアスカに対して自分がしたことを話した。 そして、そうしてしまった理由、自分の過去の話も話した。 その全てにユズは頷き、そしてキィの気持ちを汲み取って行く。 キィが全てを話し終える頃、その柔らかそうな頬には大量の涙が伝っていた。 笑ってキィの顔を見つめたユズは、 「次に、何をしたらいいか、分かるな?」 その問いに強く頷く。 「私、アスカに謝る。それで、全部話す」 そして顔を上げると、強く言う。 「アスカは、家族だもん」 フッと満足げな笑みを浮かべたユズは、キィの頭をくしゃくしゃと乱暴に撫でる。 「あいつなら、分かってくれるさ」
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