The past:3Days Ago

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顔を見つめるユズに微笑したアスカは、 「血は繋がってはいないですが、拙者にとって姉御は姉であり、キィ殿は妹です。 自分より姉、自分より妹を優先に考えます。 姉妹喧嘩でさえも、両方の味方をしたくなるものです」 少し赤面しながらアスカは続ける。 「ましてや拙者は血の繋がらない他人。差がついて当然なのです。 いえ、同じ土俵に立たせて頂けている時点で、これ以上ない喜びを感じております」 アスカの言葉を聞きながら、ユズは自然と顔の筋肉が緩んで行くのが分かる。 こいつはどこまで自分達を信じてくれて、そして理解してくれるのか。 いつの間にかユズは、アスカのことを信用し、その人間性にも惹かれていた。 「アスカ」 「なんでしょう?」 「これからも、私達に付いてきてくれるか?」 その問いに、アスカは即答する。 「当然です」 「……そうか。……ありがとう」 「いえ」 アスカに笑顔を向けたユズは、 「何の任務を任されるか知らんが、キィを一緒に守ってくれるか?」 アスカは闇ノ影胤を腰から外し、机に横に向けてコトリと置く。 「誓います」
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