0人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
ギリギリ間に合った。
席につくと親友の詩織が。
「朝からラブラブじゃーん♪」
「っ!そんなんじゃないよっ!」
「えー。そうかなぁ?」
不気味な笑い方をする詩織に前に向くよう促した。
「ねぇ、優愛。優愛って好きな人いないの?」
「......ん~.....いないことはないけど....」
「優翔くん?」
「ちっ、違うよ!優翔はっ、幼なじみだからっ!」
「えーお似合いなのに~?」
「ってゆうか、優翔が幼なじみとしか思ってないから。」
「えー.そうかなぁ?」
「そうなのなのっ!.....私、トイレ行ってくる。」
詩織がちょっとしつこいから逃げてきちゃった......。
「.......あ、宮野さん。」
呼ばれた方を見ると
クラスメイトの長尾駿君がいた。
「駿くん。おはよう。」
「おはよう。」
「....あ、れ?駿くん、顔赤いよ?」
「...あぁ。ビンタされた。」
「えっ、誰に!?」
「元カノ。」
「......あ、そうなんだ。......え、と。」
ぅぅ。気まずいなぁ........。
「宮野さん。別に気にしなくていいから。」
「えっ、」
「こんなのしょっちゅうだし☆」
「......あ、しょっちゅうなんだ....?」
「じゃあ俺行くね。彼氏さんの顔怖いから。」
「.えっ!?彼氏?」
駿くんの指差す方を見ると、なぜか膨れてる優翔がいた。
思わず、吹き出しちゃった(笑)
だって、子供みたいなんだもん。
「優愛、お前何話してたんだ?」
「え?誰と??」
「長尾とだよ!!!」
「ただの世間話だよー。」
「そ、そっか。」
「もしかして.....妬いてるの?」
「....だとしたら?」
ドキッ//////////
なっ、何今のっ。。
「優愛.....俺ー「あっ!優愛~居た居た~!先輩が呼んでたよ?」
「詩織、いまいく.......じゃあね、優翔。」
「.....あぁ。」
最初のコメントを投稿しよう!