第1話

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教室にいくと、二年の陸先輩がいた。 「先輩、すみません。遅れて。」 「いや、いいよ。ちょっといいかな?」 「はい。」 屋上につくといきなり先輩がー。 「好きだ!付き合ってくれ。」 「......えぇっ!?」 急にそんなこと言われても.......。  「.......ごめんなさい。」 「やっぱりね。君の好きな人って、優翔だろ?」 「え?」 「見てれば分かるよ。」 「......はい。」 「じゃあ、僕はおしまい。幸せに~♪」 先輩は行ってしまった。 「......ばれてたんだ......」 ______________。 教室に戻る途中、優翔が空き教室に入ってくのが見えた。 女の子と一緒に。 私は、気になり覗いてみた。 『私っ、優翔くんが好きなのっ!付き合ってくれないかな?』 えっ? 告白? まさか、優翔いいって言わないよね? 『......ごめん。無理』 『優愛?優愛が要るから?』 『............』 『わかった。諦める!ごめんね、呼び出しちゃって!』 ガラガラー。 パタン。 どうしよう.......。 嬉いって思っちゃった。。。
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