第1話

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「.....優愛、ちょっと話がある。」 「.....うん。」 誰も居ない体育館の裏側に来て勇気が喋り出した。 「.....優愛は、俺の事好き?」 「......えっ?...........ぅ、ん。」 「.....聞こえない。」 「.......っ。....す、きっ!」 「......もっとこっちこい!」 「....きゃっ。」 私は、優翔に抱きしめられてしまった。 「.....ゆ、うとっ......」 「俺の事、好き?」 「.....好きだょ....」 「どれくらい?」 「...世界一..宇宙い....んんっ」 私の言葉は、優翔のキスによって塞がれた。   「...んっ.....ゆ、...んんっ」 数分後、やっと解放された。 「ふっ、お前顔真っ赤。」 「........ずるい。」 「....優愛、愛してる。」 「....私もっ...」   やっと一つになれた。 そう思ったのに.........。
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