0人が本棚に入れています
本棚に追加
～ ウサギ ～
私はウサギ
それは
寂しすぎて
死んでしまうから
ウサギは
寂しいと
死んでしまうから
だから私はウサギ
あなたに逢いたくて
鳴き続けている
貴方は何処にいるの？
探し続けていた
あなたのことを
そう
あの時から私は
あなたのことを想っていた
初めて感じた
あなたの瞳に宿る心を
とてもとても優しい光だった
暖かい光だった
それは今も変わることのないものだった
あなたは昔から
子供の心のまま成長してきた
白い翼のまま
いつも見守っていてくれていた
私はあなたのことを忘れない
寂しいと感じても
いつまでもいつまでも
あなたの側にいます
だから
あなたの心の中に
私を置いて下さい
私は寂しがりやのウサギなんですから
最初のコメントを投稿しよう！