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「ココアも飲んで!飲み終わったら家に送っていくからね、ご家族が心配してるだろう」
と、マグカップをロッドに手渡し、さっきの塗り薬を分けるために容器をとりにロッドから離れた。
「………」
ルナがココアを飲みながら、チラチラとロッドを見ている。
ロッドもルナが気になり、チラチラと見ているのでたまに目が合った。
「っ……!」
目が合うと、ルナは恥ずかしそうに目を伏せてしまう。ロッドはそのしぐさを見ると、なんだかうれしくなった。そのしぐさを見たいがために、何度も何度もルナを見つめた。
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