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「千鶴が男子みた…っ!」
急に誰かが弦琉に背後から抱きついた。
「ゆ~づちゃん!私はだ~れだ!」
「千里」
俺は即答で答えた。
すると、どうやら当たってたらしく俺の目を塞いでた手を降ろし、千里こと千鶴の幼じみのブラウンのロングヘアが特徴のちょっと天然系の雨宮 千里(うみや ちさと)である。
「どうしてわかったの!?声も変えたのに!もしかしてゆづちゃんエスパー!」
千里が驚いたような表情を作り、俺に近づいてくる。
「それは千里のバっ…いや、ゆづちゃんって呼んだからかな?」
俺は危うく、もう少しでバストと言いかけた。
言っていたら…また天に召されていただろう!俺は千鶴によって!
そんなことを思いながら俺は千鶴と千里と一緒に学校に向かった。
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