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―次の日―
私はいつもどうり、学校へ行った。
授業中、昼休みは、別に普通。
でも、普通じゃないのは、放課後。
私はまた、呼び出された…―。
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「…アンタ、まだ彰君と別れないの?」
「そうですが?」
「私、本当に彰君が好きなのよ?それに、アンタより私の方が、早く彰君を好きになったんだよ?横取りしないでくれない?」
「!!…。」
やっぱり…。彰を好きな人は沢山居たんだ…。
でも…“彰を好き”って気持ちは変わらない。
「私だって、彰が大好きなんです!!この気持ちは…誰にも譲れません!!」
「んだとてめぇ!!」
―ヒュッ
―どんな事があっても私は絶対逃げない―
ギュッと目を瞑って、覚悟を決めたそのとき…。
「おい…。何してんだテメェ等…」
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