第1話

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彼の首輪はピンク。 これは彼の趣味でも 飼い主の趣味でもなく 外が大好きな彼の為に買った「ノミ避け首輪」がたまたまピンクしかなかったからである。 この首輪はニオイでノミを防ぐ、というもので パッケージを開けたときは強烈なニオイを放っていたが 1ヶ月もたてばニオイも皆無で 多分もぅ効果はないだろう。 そして彼のもうひとつの愛用品は胴輪。 これは某100円SHOPで購入したもので 首輪だけだと脱走可能な猫をリードでつなぐ場合 これが最適なのだ。 ただ猫にとって何か装着するのは やはり嫌なものらしく 彼はこの胴輪をつける時 毎回必死に抵抗するのである。 これをつけなければ外に出られないというのに 半年たっても覚えない。 猫とゆぅのは そぅいぅ生き物だ。 そう理解はしているが いつか犬のように リードや胴輪=外に行ける と理解して おとなしく装着してくれる日がくることを願ってやまない。image=477692036.jpg
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