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あれから何日経ったかな、私の猛勉強が始まって少しずつ問題がわかるようになって来た。
あれから毎日あのお気に入りの場所にも通っている。
期待はしてないよ?でも、あそこは私のお気に入りの場所だから、毎日行きたくなっちゃうだけ。
実「あ、雨だ。傘持って来といて良かったなー。」
千「あの日も雨だったな…。」
あの日から2週間くらい経ったかな?久しぶりに雨がふった。
私の大好きな、雨が降った。
実「さっ!今日はこの辺で終わりにしよ?雨も降ってきたし危ないしさ。」
千「うん!実彩子毎日ありがとー!ちょっとずつだけど自力で解ける問題が増えてきたよ♪実彩子のおかげだよー!♪♪」
実「私じゃなくて千晃の努力のおかげだよー!頑張ってるね!偉い偉い。w」
千「えへへ、そうかな?これからもよろしくねー!実彩子先生♪」
実「先生って(笑)ほらもー行くよーw」
千「はーい!」
実彩子と別れて今日も私は、お気に入りの場所へと向かう。
雨が降っているせいか、今日は少しだけ、あの日と気持ちが被っていつもより期待してしまう。
あの日が過ぎてから始めての雨。
あの人と出会った日の雨………。
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