「俺の彼女」

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「ご、ごめん!思ったことがそのまま…声に…」 声に出てたんだと分かると、恥ずかしくなって顔が火照る。 多分、蓮よりも赤くなっているだろう。 「謝ることじゃねぇけど。う、嬉しいし…」 最後の言葉は小さくて、神経を集中させてなかったら聞こえてなかった。 道の真ん中で、しかもまだ家から少ししか歩いていない場所で… 手を繋いで顔を赤く染めている二人。 周りには誰もいなかったけど、もしいたら…カップルに見えたかな?
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