「俺の彼女」

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「ん?あぁ」 いきなり話が変わったから、一瞬蓮が目を丸くする。 「ちゃんと挨拶したいから。今じゃねぇと思って」 そう言って軽く微笑んだ。 ……挨拶? 「なんの挨拶?」 別に知らない人じゃないんだし、挨拶なんて必要ないんじゃ…と思っていると、 「今まで通りは駄目だろ。友達でも幼馴染みでも俺はねぇから」 そう言ってまた私の手を引き、歩き出した。
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