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蓮はお母さんを見て、口を開いた。
「綾と付き合ってます、真剣に。大事にするんで…彼氏として認めて下さい」
いきなり何を言われたか、分からない様子で目をパチパチしているお母さん。
横に座っている、蓮のお母さんも同じように目をパチパチしていた。
そして、私も…
「そ、そんなの当たり前じゃない!そっかぁ!付き合ってたんだぁ。綾、何にも言わないから知らなかったわ」
「俺が挨拶したいって前から言ってたんです」
いつもは敬語じゃないのに、敬語を使っている蓮に一同戸惑う。
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