「俺の彼女」

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「…おはよ」 ベッドの中にいて起き上がろうとしない私は、天井を見つめたままお母さんに朝の挨拶をする。 「何やってんの?目覚ましも止めないで」 「何にも」 まだボーとして、天井を真っ直ぐ見ている私をお母さんは首を傾げて見ていた。 その時、 ブーブー…ブーブー… 顔の横に置いていた携帯が鳴り響く。 その瞬間、さっきまではピクりとも動かなかった私が突然起き上がったものだから、お母さんは驚いている。 携帯を急いで開くと、LINEだった。
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