第1話

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次の日。 やっぱり気になって、コンビニの店内を覗くと、悟史くんは、すぐに俺を見つけて手を振ってくれた。 「昨日はごめんね。いきなりあんなこと言ったら驚くよねえ」 悟史くんは、穏やかに笑いながら、友達になりたかったんだぁと言った。 俺は、元来、生真面目な方だから、悟史くんの上級の洒落が分からなかっただけのようだった。
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