第1話

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同窓会が終わりクラスでの2次会で居酒屋で飲むことになった。 「それじゃ久々の再会を祝して乾杯!」 「「乾杯!!」」 各々がグラスを持ちグラスを打ち交わし、2次会が始まった。 「で、どうよ彼女できた?」 「いきなりぶっこむ話題かよ。」 俺の席は特に仲が良かったグループで固まっていた。 「ないない。こいつにできるわけないだろ。」 「なんでだよ?」 「昔からこいつはあの子一筋だったろー。」 「あ、そうだったな。わりぃわりぃ。」 みんながそれに笑う。 「黙っておけは好き勝手いいやがってぇ。おりゃ!」 「ぎゃひゃひゃひゃ。やめ、やめろって!ごめ、ごめんて、」 脇をくすぐる手を止める。 「ふーまったく。お、あの子がお前を見てんぞ。」 「え?」
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