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友人が指差す先には幼なじみのあいつが笑いながらこっちに手を振っていた。
照れながら手を振り返した。
「ヒューヒュー羨ましいねぇこのこの。」
「いてっ、何が羨ましいだよ。」
「だってよぉ俺たちのマンドンナと家族ぐるみの幼なじみとか羨ましすぎんだろ。」
「ていっても小学校までだぞ、仲良かったの。中学上がってからそんなに話しなくなったしな。」
「それでも周りからみりゃ十分羨ましかったよ。」
「そぉか?」
「そぉだろ!てか久々に見たらすんげぇ可愛くなったよな。」
「確かに。」
中学卒業して以来あまり見なかったあいつはなんというか高嶺の花って感じがした。
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