第1話

7/13
前へ
/53ページ
次へ
2次会も終わり店を出たところでみんなが各々3次会に行くものや帰るものと別れ始めた。 「おまえどうするよ?」 「俺はいいわ、明日には帰んないといけないし。」 「なんだよつれねぇな、まぁいいやまた今度会おうぜ。」 「おう!」 と帰ろうとしたとき後ろから声をかけられた。 「ねぇちょっとちょっと!こいつの実家あんたの実家の近くっしょ?悪いんだけどさ飲み過ぎたらしくって家まで送って欲しいんだよね。うち家反対方向だしさ。」 と振り返り話しかけてきた子の隣を見ると幼なじみが具合悪そうに口に手を当てていた。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加