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「愛人になった時には拒めないからね」
「そんなもの、ならないわよっ」
ボンボンが婚活パーティーに出席した理由が分かった。結婚相手を探してたんじゃない、愛人を探していたのだ。よくよく考えたら資産家で見た目も悪くは無い、縁談だってある筈だから。
「抵抗されるとますます落としたくなるよ。気が向いたらいつでも連絡してね、僕からも連絡する」
「ふざけないで。着信拒否するから」
ホテルでコトをし終えたあと、ボンボンを部屋に残して私はタクシーで帰宅した。娼婦?、娼婦だなんて人を軽侮するにも程がある。
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