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……え。
今、なんて?
びっくりして口が塞がらないあたしをよそに芦田君は、息がかかるくらいに顔を近付けて。
そして
「これから俺を意識して」
耳元で囁やいて、あたしを見て微笑んだ芦田君。
その笑顔に不覚にもドキッとしてしまった。
衝撃が大きすぎて微動だにしないあたしの反応を満足そうに見て、芦田君はゆっくりと歩き出し廊下から消えていった。
え、っと
芦田君が、あたしの事を……
好き……!?
………えぇぇえ!?
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