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あたしと芦田君なんて、接点なんかないし…
考えても考えても分からなくて、昨日は一睡もできなかった。
「なんかあったでしょ」
隣からの声に、あたしはギクッとした。
首をギギ…と曲げてあゆを見る。
「なんにも…ないよ?」
「いつも元気が取り柄の、雪香じゃないこと位分かるよ」
鋭い視線を投げかけられ、あたしの背中を冷や汗がダラダラと流れた。
「…あたしに嘘つけるとでも思ってんの」
ぎゃっ!
何ですか、その目つき。
怖すぎます、あゆさん。
どうやら親友を欺くのは、無理なようです…
ごめん…芦田君。
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