12
6/10
読書設定
目次
前へ
/
38ページ
次へ
トクトクと血液の流れに合わす。それは徐々にズキズキという激しい痛みに変わった。 「痒いのとくすぐったいの、どっちがいい」 「どっちも嫌よ」 「痒いのと痛いの、どっちが我慢出来る?」 私は鎮痛薬を処方されたにも拘わらずそれを服用しなかった。飲みたく無かった、飲んではいけない気がした。センセイに処置された痕跡を消去してしまうようで怖かった。
/
38ページ
最初のコメントを投稿しよう!
635人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
190(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!