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「もう止めて……いい加減にして! うるさーいぃ!!!!」
「ぎゃああああああ!!!!」
右手の人差し指が、一番右端のボタンを押していた。飛び出した矢は、右手の手の平を傷つけていた。
――もう聞きたくない。山田家の声も……陸也の声も、そして……冬馬の声も――。
「そうだとも久実! 罪人に罰を与えるのだ。お前が味わった屈辱は、決してこんな、しとやかなモノではないはずだ!
まぁ……長引けば長引くほど、茂の苦痛も増し、自らの傷をえぐるだけだがな」
「お前ら……なぜ、こんなことをするんだ! インターネット配信でもして、儲けているのか!!!!」
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