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…素敵な…人…?
わ、
え、
もしかして、
その頬の赤みは…。
「…野崎さん?」
「…桐谷さん。…どうしよう。」
「…どうしよう…って?」
「…こういうの…一目惚れって言うのかも…。」
野崎さんの顔がさらに赤くなる。
耳まで真っ赤だ。
でも…
そんな彼女を見て、なぜか私まで顔に熱がこもってくる。
だって…
野崎さん、
…かわいいんだもん。
「あ、ね、あっと、あ。ね、またゆっくり話そう。そろそろお昼休みも終わっちゃう。ごめんね、社長が出掛ける準備もしなきゃいけないし。」
「あ、そうだった。すみません。忙しい時に…。」
私たちは役員会議室を出て、私はそのまま彼女をエレベーターまで送った。
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