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大塚は来てからずっと同じようなことを繰り返し話している。
半分気だるくなりながら、大塚の話に耳を傾ける。
…嫌でも耳に入ってくるんだから仕方ねえ。
大塚の昔話を聞いていると、大塚のバカさ加減がよくわかるが、同時に自分もバカだったと痛烈に実感した。
今考えれば、くだらねえバカげたことを、あの時はそれがかっこいいと思ってやっていた。
大塚はペラペラとよくしゃべっているが、俺はそんな過去のことは誰にも言えねえと本気で恥じていた。
そう思うと…
俺もあの頃からは…
少しでも
…変われたんだろうか。
もしもそうだとしたら
変えたのは…
間違いなく
アイツだな。
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