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1時間ぐらい待っただろうか…
やっと二人の番になった。
「やっとだな。さすがに長かった…」
「だが、その後に食べるお菓子はまこと美味だぞ!」
「だな。
おっちゃん!ミルクレープ2つとあとそれ以外のも全部くれ!
1つずつで頼むよ!」
「まいどありー!
そっちの彼女と今日はデートかい?
にーちゃんのために2割引きにしといてやるからな!」
「おーありがとなおっちゃん!」
「いいってことよ!それじゃできるまでそこのテラスで
待っててくれ!できたら持っていくからな!」
了解といってエリスと二人、テラスに向かった。
それにしてもあんなにいい人が
この世の中いるもんなんだな。
ちょっと感動しているとエリスが話しかけてきた。
「さっきあのおじさんと何を話していたのだ?
少し遠くてよく聞こえなかったのじゃが。」
「ああ値引き交渉してただけだよ。
そしたら2割もまけてくれた。」
「そうなのか。
んー待ち遠しいな!久しぶりのお菓子は!」
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