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「やっとついたー！
なんか久しぶりって感じがするな。」
アレスは大きくのびをして遠くにそびえる
国を見て言った。
アレスが現在向かっているのはアルトネラ王国。
さまざまな種族が暮らしているにぎやかな国だ。
そしてこの国には騎士団はなく
変わりにギルドがある。
ギルドの名前は『ユグドラシル』。
アレス達の目的地だ！
「そうだな。１週間ぐらい離れていたためか
随分久しく感じるな。
あともう少しで到着だ。早く行こうではないか。」
そう言って二人はまた馬に乗り走り出した。
数分走っていると門の前までたどり着いた。
中に入るとそこには沢山の露店や宿、
そして一番奥の方には城がありその右側に
ギルドがあった。
ギルドに向かって歩いていると
後ろからいきなり声をかけられた。
「久しぶりだなアレス！
ずっと戻ってこないから魔物に食われたのかと思ったぜ。」
そう物騒な事を言って白い歯をニッと見せ笑っているこの男は
アレスの幼馴染で鍛冶屋をやっていてる。
体は大きくがっしりしていてひげがすごい。
たまに防具を新調してもらったりしていて結構お世話になっている。
ちなみにドワーフだ。
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