事の始め

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違う道、違う景色、そして… なんて痛いことをハイテンションで呟く。 神社があった、やけにデカイ。 ハイテンションの私の思考回路、何かナイス!よし入ろう♪ 自転車を置いて、鞄を持って入る。 参拝。 拍手何回すればいいんだっけ?なんて思いながらである。 よし出よう、なんて外に出た。 景色、ちがくね。着物着てたり、ビルないし。 ゲームでみた幕末そっくり。 本能的に隠れようとする。 神社が無い! どうしよう!? おろおろしている内に、 あの画面越しに見ていただんだら模様の羽織りが近づいて来る。 幕末の侍、などと呼ばれた新撰組。某乙女ゲームを思い出す。 気付かれた、近づいて来る。 刃に手を添えて、こっちに向かってくる。 えっ、ちょっ、待っ! それが今の現状である。
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