事の始め

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「……」 「……」 「なぁ、なんでみょって今」 「そこに、触れる!?触れちゃうの!?やめたげようよ!!それは」 それでは、と言った筈だが踏み出しづらいぞ、全く。そこで、改めて羽織姿の2人を見つめる。 小さい方の彼はふわふわと触り心地の良さそうな髪に大きな瞳。 大きな方はサラサラと呼ぶにふさわしいストレート、美形だけど性格悪いに当てはまること間違いなしの雰囲気だ。←凄い偏見だな私。 しかし、2人ともまだ大人ではないあの特有の若々しさ… そこから編み出すに、 「両方リバ?」 「おい、総司。 今、寒気がしたんだけど。」
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