第1話

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「すいません!遅れました」 遅刻とか出だしからイメージ悪くなるじゃん・・・ ここはちゃんと誤っておいた方が今後に影響でないよな 「あ、小山さん!ここに座ってください。」 「はい」 指定された席に座ると 「では、キャストが全員そろった所でまずみなさんの自己紹介から始めたいと思います。じゃあ、小山さんからどうぞ」 うわぁ、一番とか絶対嫌がらせじゃん マジでそういうのキライなんだけど! まぁ、しょうがないか 「先ほどは遅れてしまって申し訳ありませんでした。改めて今回、ヒロインの田中美来役をやらせていただきます小山奈々美です。良い作品をみなさんと作れたらと思っておりますので、ご迷惑をおかけすることもあるとは思いますがよろしくお願いします!」 これでどうだ!! 「では、次に五十嵐さんお願いします」 スタッフさんに指名されたのは、隣の若い男の人だった 私は、自分が芸能界にいるにもかかわらず周りの人の名前とか顔とか全然わかんないから俳優さんなのかアイドルなのかもわかんないけどすごいかっこいい人だなと思った それが、始めての彼との出会いだった
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