【聖学バスケ部の日常】

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【とある場所にて】 「あッ、水野……ンッ……あ、あッ!!」 「奈央キツい?もうちょっとで俺も終わりそうだから、悪いけど……我慢して?」 「ッ!?痛あ――ッ!!」 「んー?コレ……痛い?」 「ひっ、あ……っ、痛ッ」 わざとらしく『その口に言わせたい』とばかりにニヤリと口の端を上げて、さらに力を強める水野を、涙の滲む目でキッと気丈に睨み付ける奈央。 「まだそんな顔できるんだ……?」 「うるせ、っ……早くやれよっ!」 「そんなに強請るな、よっ……と」 「っっ……!!」 その目がさらに水野を煽っている事に、たぶん気が付いてはいない。 「奈央のソノ目、エロい」 「っ……ん、ばか言うなッ――あッ」 鬼畜水野の馬鹿が容赦なく奈央を追い込んでいく。傍目にも酷い有り様だ。奈央は変態水野に向かって……いやらしい声を上げている。阿呆水野が俺は羨ましい。 「ふッ、は、あ……っ」 「やっと良くなってきた?だけどもう少し慣らさないと、ね?」 限界まで大きく左右に開かされた足。 水野が羨ましい。これ以上開けるわけがないだろう?! 「ひッ、や、あ?!もう無理……ッ!!」 「んっ……、はっ、まだまだ、でしょ?」 ぺろりと紅い舌で唇を舐めながら、余裕そうな声の水野に殺意が芽生えた。 「んっ、あ……っ」 ……水野に殺意が芽生えた。 「ほら、やればできるじゃん?」 ……水野に殺意が芽生えた。 「は、あ……っ」 奈央はというと、冷や汗で身体がベトベトだ。滴る汗が薄いTシャツに纏わりついて肌を透けさせている。 「んっ……、も、嫌ッ、ああッ――!!」 「ちゃんとほぐさないと……辛いのは奈央だよ?」 「っ……、わかっ、あっ、んッ」 「奈央、固すぎ」 「……言う、なッ!!」 「奈央が終わったら、次は俺にもシて?」 いやらしく耳元で囁く水野に。 「あッ、当たり前ッ――ああッ!!」 切ない声で奈央が叫んだ。  すみません 限 界 で す。 元バスケ部副主将 鮎川(あゆ) 「しーちゃん大丈夫?鼻血出てるよ☆」 俺 「なななな奈央!俺とも是非っ、このあと組もう!」 【体育館でストレッチ中の水野と奈央はエロかった!by渋谷 戒司】
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