2014※精なるxxx Ⅱ※

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あれだけ嫌悪の対象だった人肌が心地良い。粘膜が触れ合い混ざり合う錯覚。 「ンッ――」 深く舌を差し込むと吐息が応えてくれる優越。はじめは薄く開く程度だった唇も今は吐息を逃がすたび大きく喘ぎ私の舌を内側へと招き入れる。 「は、ぁ……っ」 「――」 角度を変えて、ぐるりと歯列を舐め回しながら――窮屈なスーツのジャケットから肩を抜いた。
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