2014※精なるxxx Ⅱ※

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情けなくも達してしまうそばから、もう私のxxxは逞しくそそり立っていく。膝裏を持ち上げて黒川の脚を自分の肩に掛けた。 「あっ――」 そのままゆっくり身体を前に倒していく。膝を折ると黒川が苦しそうに眉をひそめる。 「黒川、起きてくれ」 少年のような幼い寝顔に顔を寄せた私はxxxの襞に、ぬめる自身を擦りつけた。 「……っ」 彼は美しい。 完成されていないがゆえに、彼のすべてに美を感じる。 シンメトリーではない不完全がより美を高める。 私はそれを壊したい。 「黒川、起きなさい」 そう囁いて、シンメトリーになり損ねた黒川の片方の頬にだけできるえくぼを舐めあげた。
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