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情けなくも達してしまうそばから、もう私のxxxは逞しくそそり立っていく。膝裏を持ち上げて黒川の脚を自分の肩に掛けた。
「あっ――」
そのままゆっくり身体を前に倒していく。膝を折ると黒川が苦しそうに眉をひそめる。
「黒川、起きてくれ」
少年のような幼い寝顔に顔を寄せた私はxxxの襞に、ぬめる自身を擦りつけた。
「……っ」
彼は美しい。
完成されていないがゆえに、彼のすべてに美を感じる。
シンメトリーではない不完全がより美を高める。
私はそれを壊したい。
「黒川、起きなさい」
そう囁いて、シンメトリーになり損ねた黒川の片方の頬にだけできるえくぼを舐めあげた。
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