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☆
僕はコンビニにいた。
友人のお願い、というのは本当に些細なもので、ただ単に「おつかい」を頼まれただけであった。
メモを渡され、そこには買うものが書かれている。
僕は、メモを渡されたときに見た内容を確認するように、メモを見た。
”買うもの エロ本”
なあんだ。簡単じゃないか。とはならない。
エロ本というのは、きっと、多分、おそらく、女性の裸体が晒された雑誌のことで、それを買うのはものすごく抵抗がある。
しかし、「ワンクール!!」のためである。
僕は家から自転車を飛ばして3時間。
おそらく、二度と来ることはないであろうコンビニに入り、まっすぐ雑誌コーナーに向かった。
そのコンビニはガランとしていて、1人が普通の雑誌を立ち読みしているだけであった。
胸の高鳴りがものすごい。多分、自転車で来たからだろう。
いや、本当は違う。エロ本を買うからだ。
くそ、あのヤロウ、絶賛思春期真っ只中じゃないか。
僕は一度、深呼吸して、スタスタと成人雑誌コーナーに向かい、そこに立った。
「え?」という声がして、横を向くと立ち読みをしていた見知らぬ人がただならぬ表情で僕を見ていた
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