第1章

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俺は、川崎樹(タツキ)。 26歳独身。IT企業に勤めている。 三ヶ月前 俺は恋人を地元へ残して 東京に行く事になった。 業績が認められて本社へ異動になったのだ。 出世というやつだ。 恋人とは、遠距離になるが 相手にも仕事があるから仕方ない と話し合って結論を出した。 俺たちは小さい頃からずっと一緒だった。 家が隣同士だったのもあって 親たちも仲が良かった。 ずっと親友だった。 そんな関係を変えたのは 高校の時の俺たちだった。
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