アルバイトでアルバイト

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  「まぁでも筋力を上げると最初のうちは  結構かわるから序盤はオススメよ」 そういわれてみれば たしかに筋力はそのまま攻撃力にかわるから 序盤は影響力が大きいかもしれない でももう振り分けてしまったので 今更である 俺はちょっとゆいさんを睨む 「しゅ、俊敏も最初こそあんまりかも  だけどそのうちきっと  凄いことになるかもよっ!?  うん!そのうちきっと....ね...?」 なんだろう...このやってしまった感は.. でも万が一 肉眼では捉えきれないほど速く 動けるならばどうだろうか もしそうなら 俊敏もありかもしれない! 「もしかして肉眼で捉えきれないぐらい  速く動けるとかおもってる?  残念ながらいくら頑張ったとしても  現実世界の5倍ぐらいだからね?  そんなの絶対にないからね!?」 5倍でも十二分に速い気が... 単純に人が時速20キロで走れると考えても 軽く100キロである というか またもや心を読まれた気がする もしかしたらゆいさんはテレパシーかなにか 使えるのかもしれない 「あっそうそう!」 ゆいさんが急に手をパンっと叩きながら 何か思い出したかのように言葉を続けた 「決闘しましょう決闘!」 「え!?け、決闘??」  
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