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「ぜんっっっぜんだめね!」
ゆいさんは呆れた顔をして俺を見る
「動体視力と命中力が人並み外れて
いたからどれ程凄いかと思えば...
剣術はダメ、それどころか
運動神経も凡人以下じゃない!」
「うぅ....」
何も言い返せない....
「しょうがないわね。剣術の基本から
教えていくわ!さぁ覚悟はいい?」
俺はこっくりうなずく
「ナイフっていうのはね
そんな大振りじゃだめ!
もっとコンパクトに....こうやるの!」
「こう....??」
「ちがうわ。もっとコンパクトに....
.....,こう!」
「こうか...!」
「ちがうちがう!もっと脇をしめて!」
――10分後――
「そう。その感じ!」
「なるほど!こうやって攻撃するのか!」
確かにこれは無駄な動きが少なく
今までよりもかなり速い攻撃ができる
これならゆいさんに攻撃があたりそうだ
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