アルバイトでアルバイト

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    【※ゆいさんの視点】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ―スカッ―スカッ―スカッ (なんであんな素人同然の動きなのに 避けられるの!?) 明らかに無駄の多くぎこちない動きなのに 一度も攻撃が当たらず私はおどろく しかし ハヤテ君に悟られないように 私は余裕の表情を浮かべる 「無駄な動きがかなり多いけど  避けることに関してはまぁ合格ね    でも、避けてばかりで攻撃しないと  決闘では勝てないわよ...??」 これはこちらとて同じである なぜならこっちも攻撃が当たらないのだから 「いきます!」 そんな私の事情もしらずか ハヤテ君が私に向かってきた 今度は脇が閉まっていて かなりコンパクトな動きである 先程と比べると 無駄がない分攻撃がはやい (もしかしてハヤテ君...飲み込み早い?) でも まだまだ避けられる速さだ しかも攻撃した後の ハヤテ君は隙だらけである 私は彼の攻撃を ギリギリまでひきつけてから避け ガラ空きになっている脇腹に 一太刀入れた 「うっ...!!」   攻撃を受けたハヤテ君は 唸りながら後退した  
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