ぼっちの宿命

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とまぁ暗い話はさておき 「なぁ小百合。晩御飯は食ったか?」 時間的に19時だからまだ食べてないとは 思うが一応きいてみた 「食べてるわけないじゃん  わかったらとっととつくれよバカ兄!」 うちの妹はとっても口がわるい 一体どこでしつけを間違えたのだろうか 「うっせ!バカ兄ゆうな!  今から作るから待ってろ」 「チャーハンだけはやめやがれよ?  二日連続でチャーハンだからね?ね?」 こいつ....エスパーかなんかか? 俺は無視して フライパンを熱し食材を炒める 「ちょ!図星かよ!」 俺は無言で溶いた卵を ごはんと共にフライパンに入れる 今日のチャーハンはもしかすると 少ししょっぱいかもしれない ―――――――― 「よし。できたぞーー」 俺はチャーハンを3人分に分け 皿に盛り付ける 1つは母さんの分である 「なにこれ。焼肉?  これご飯より肉の方が多くね!?」 「文句いうなら食わなくてもいいんだぜ」 「あーはいはい。  どーもすいませんでしたー!」 「わかればよろしい」 ―パクッ― お? これ案外いけるぞ! 肉汁がいい具合にでてて結構うまい! 小百合も 結構がっついて食べてる感じからして 男のチャーハンは意外にありかもしれない  
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