ぼっちの宿命

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ご飯を食べ終えた俺は自分の部屋に戻った。 いつもの癖でダーツの矢を触りながら ベットへ寝転んだ。 そして今日の出来事を思い返してみる -マネーゲーム・オンライン- お金を稼ぐためにアルバイトを探していた そしてこのゲームのことを知った VRゲームというものを初めて経験したが まるで本当にゲームの中に入り込んだ感覚だ。 戦闘もモンスターが実際に目の前にいるかのようで 臨場感と独特のスリルが直接身体に伝わってくる 時間が経った今でも若干手が震えている ---シュッ!--- ---トンッ!--- 投げたダーツの矢が的の真ん中を僅かに外れる 「ゆいさん強かったな...」 余りの強さに全く歯が立たず コテンパンにされたが剣の使い方や 戦い方を親切に教えてくれた。 「俺も頑張れば、ゆいさんのように  強くなれるかな。」 --シュッ!--- ---トンッ!--- ダーツの矢が的の真ん中に突き刺さった。 「さて、そろそろ寝るか」 今日ほどワクワクして楽しかった日は 今まで無かったかもしれない。 明日も...楽しみだ
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